2010年01月07日

2010年は月食を楽しみましょう

元旦の部分月食みましたか?

2009年は「世界天文年」でしたが、2010年も引き続き、天文現象の当たり年です。
元旦に、「部分月食」が起こりましたね。

月食とは太陽、地球、月が直線に並び、月が地球の影に入り込み、満月の一部または全部が欠けたように見える現象です。

月全体が影にすっぽりと入り込むと、月全体が暗くなる皆既月食になりますが、
今回は月が地球の影をかすめて、一部が欠ける部分月食でした。

欠け始めは1月1日の3時50分ごろ。終わったのは4時54分ごろ、
最大でも8%、つまり満月の縁のほんの一部が欠けるだけでした。

それでも部分月食は、はっきりとわかる現象でしたね。
大みそかから元且にかけての夜に起こったので、起きていた人も多かったと思います。

実は、2010年は月食の当たり年。
6月にも部分月食が、12月には皆既月食が起こり、1年に3回も月食が起こる珍しい年なのです。

目に早えないような月食(半影月食)を除いて、1年に3回月食が起こるのは、前回が1982年、その前は1917年でした。
また将来はというと、次が2029年、その次は2094年までありません。

ただ、月食が3回起こるからといって、すべて日本で見えるとは限りませんが、
今回は、すべて日本でみえます。これの条件だと、なんと次回は84年後の2094年までありません。

ぜひ2010年は月食を楽しみたいものですね(*^_^*)



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Posted by 辛口コメンテーター at 15:12 │世界・時事ニュース