公的年金の加入記録をめぐる問題の影響で、
先月、自分の過去の年金加入記録をインターネットで閲覧できるサービスに
50万件余りの登録の申し込みがありましたが、実際に利用できるようになったのは
4分の1に満たない11万件余りにとどまっていることが、わかりました。
社会保険庁は、去年3月からインターネットを通じて、自分の過去の年金加入記録を
閲覧することができる「年金個人情報提供サービス」を始めましたが、
一連の公的年金の加入記録をめぐる問題が明らかになって以降、登録の申し込みが殺到し、
先月1か月間で、通常の20倍近い50万5836件の申し込みがあったということです。
サービスの利用には、「ユーザーID」と「パスワード」が必要ですが、
社会保険庁によりますと、先月中に、発行できたのは4分の1に満たない
11万6457件にとどまっており、これ以外の人は、まだ利用ができない状況になっている。
これについて、社会保険庁は、以下のように話しています。
「予想を上回る数の申し込みが集中しており、
利用できるまでに4週間程度の時間がかかると見込んでいる。
今後、担当の人員を増やし、できるだけ早く利用してもらえるように努めたい」
何をやっても、後手に回る社会保険庁とった感じでしょうか。
たった50万件の処理に・・・準備不足としか言いようがありません。
もっと利用者の気持ちになって対応していただきたいですね。