2008年07月10日

カラーコンタクトレンズは雑貨品

カラーコンタクトレンズは、若い女性に人気があるファッションアイテムのひとつ。
しかし、このカラーコンタクトレンズを使って目に異状を訴えるケースが急増している。

ここ2年半で160件以上が目の異常を訴え、このうち21件は角膜に
かいようができるなど重症だったことがわかりました。

カラーコンタクトレンズは薬事法で医療機器に指定されておらず、
信じられないことに、雑貨品と同じ扱いで販売されている。

安全対策の遅れが被害の拡大を招いたとも言え、国の早急な対応が求められます。
度の入っていないおしゃれ用のカラーコンタクトレンズは、目に入れて使いますが、つけまつげやかつらなどと同じ雑貨品の扱いで、普通のコンタクトレンズと違い、レンズの品質について国の承認を得る必要がないほか、販売する際に医師などが正しい使い方を説明する義務もありません。製品事故の分析をしている独立行政法人の「製品評価技術基盤機構」は、カラーコンタクトレンズによる目の被害の報告が増えていることから、全国の眼科医を対象にアンケート調査を行い、被害の実態を調べました。その結果、平成17年10月からことし2月までの2年半に目の異状を訴えるケースが167件あり、このうち21人が角膜のかいようや角膜炎などで失明につながるおそれがある重症と診断されたことがわかり、深刻な被害が広がっている実態が明らかになりました。また、被害を受けた人の半数は、レンズの手入れが不十分だったり長時間使用していたりと正しい使い方をしていないケースだったこともわかりました。専門家は「薬事法で医療機器に指定されていないため、正しい使い方を知らされずに安易に使用され、こうした実態が見過ごされてきた」と指摘しており、安全対策の遅れが被害の拡大を招いたとも言え、国の早急な対応が求められます。
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