2008年03月12日

大気汚染で北京オリンピックのマラソン回避

北京オリンピックの日本代表が決まったばかりですが、男子マラソンの世界記録保持者、
エチオピアのハイレ・ゲブレシラシエ選手が、北京の大気汚染に対する懸念から、
8月の北京オリンピックのマラソンには出場しない考えを明らかにしました。

エチオピアのゲブレシラシエ選手は、去年9月のベルリン・マラソンで2時間4分26秒の
世界新記録を樹立し、北京オリンピックのマラソンのメダル候補にあげられていました。

しかし、ゲブレシラシエ選手はぜんそくの持病があり、10日、ロイター通信などに対して、
「中国の大気汚染は自分の健康にとって脅威で、42キロを走るのは難しい」と述べ、
ゲブレシラシエ選手は、過去のオリンピックで2度優勝している1万メートルには
出場する予定だが、大気汚染に対する懸念から北京オリンピックではマラソンに
出場しない考えを明らかにしました。

一方、女子マラソンの世界記録保持者、イギリスのポーラ・ラドクリフ選手も、
やはりぜんそくの持病があり、北京の大気汚染への対策を検討しているということです。

IOC・国際オリンピック委員会では、北京の大気汚染がオリンピックのマラソンや
自転車の競技に参加する選手に悪影響を与えかねないとして、たびたび懸念を示しています。

もしかして、中止もあり得るのかも???



同じカテゴリー(娯楽・スポーツニュース)の記事

Posted by 辛口コメンテーター at 09:47│Comments(0)娯楽・スポーツニュース
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。