2008年07月04日
偽装うなぎの輸入経緯
食の安全性が叫ばれているのに次々と発覚する食品偽装の数々。今度は鰻だ!
中国産のうなぎのかば焼きが国産と偽装されていた事件で、神戸市の水産卸会社が保管していた在庫の一部から、養殖の魚に用いることが禁止されている抗菌剤が検出されました。中国産のうなぎは、3年前の8月から、この抗菌剤の検査に通らなければ販売できないことから、兵庫県警と徳島県警の合同捜査本部は、問題のうなぎが輸入されたいきさつを詳しく調べています。
この事件は、いずれも水産卸会社で、徳島市に拠点がある「魚秀」と神戸市の「神港魚類」が、ことし4月から6月にかけて「愛知県産」と偽装した中国産のうなぎのかば焼きあわせて3600キロ余りを3つの仲卸業者に販売したとして、不正競争防止法違反の疑いが持たれているものです。神港魚類は3日、自主検査で問題のうなぎの在庫の一部から抗菌剤の「マラカイトグリーン」を検出したことを明らかにしました。この抗菌剤は、養殖の魚に用いることは薬事法で禁止され、大量に摂取すると発がん性が疑われることから、中国でも6年前から食用の動物への使用が禁止されています。さらに3年前の平成17年8月からは中国産のうなぎと加工品の輸入の際には、この抗菌剤の検査が義務づけられ、合格しなければ流通や販売ができません。合同捜査本部は3日、全国二十数か所の関係先を捜索して関係資料を押収しており、問題のうなぎが、いつ、どのような経路で輸入されたのか詳しく調べています。

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